本記事で紹介するプログラムは以下の GitHub リポジトリで公開しています
はじめに
この記事では、Raspberry Pi Zero 2 W に Raspberry Pi OS をインストールする手順を解説します。
当初、第 1 弾の記事に OS インストールの手順も含めていましたが、内容が長くなったため、別記事として分けることにしました。
Raspberry Pi を USB マウスとして認識させる方法をお探しの方は、 こちらの記事 をご覧ください。
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Raspberry Pi OS のインストール
まず、 Pi Imager を使って SD カードに Raspberry Pi OS をインストールし、RLogin などのターミナルソフトを利用して、SSH で Raspberry Pi にログインします。
SD カードリーダーに micro SD カードを挿入し、PC に接続します。
SD カードのフォーマット
この手順を省略して OS を書き込むことも可能ですが、うまくいかない場合は一度フォーマットしておく方が無難です。
以下の手順に従ってください。
Pi Imager からOSを選択します。

Eraseを選択します。

ストレージを選択を選択します。

表示された SD カードを選択します。

次へを選択します。

フォーマットが完了しました。

Raspberry Pi OS のインストール
Pi Imager からデバイスを選択を選択します。

使用する Raspberry Pi を選択します。今回は Raspberry Pi Zero 2 W を使用します。

OSを選択を選択します。

Raspberry Pi OS(64-bit)を選択します。

ストレージを選択を選択します。

表示された SD カードを選択します。

次へを選択します。

設定を編集するを選択します。

ホスト名、ユーザー名、パスワード、Wi-Fi の SSID とパスワードを設定します。

サービスのタブを選択し、SSH を有効化するにチェックを入れ、パスワード認証を使うを選択し、保存します。

今回の実験ではローカルネットワーク内のためパスワード認証を使用しましたが、長期間の使用やセキュリティ強化が求められる場合には、公開鍵認証のみを許可するに切り替えることをお勧めします。
はいを選択します。

続けるを選択します。

これで SD カードへの Raspberry Pi OS の書き込みは完了です。